マリンバ奏者なのに、なぜ太鼓の基礎練習をするの?


太鼓の基礎練習は音を当てるためだけの練習ではありません。
身体をの自然な使い方を感じていく練習です。
太鼓の基礎練習では、
・身体の使い方
・左右のバランス
・利き手ではない手のコントロール
・背中から指先までつながる動き
を丁寧に育てていきます。
私が特に大切にしているのは、
「上げるときも、下ろすときも、同じ軌道を通ること。」
この安定した軌道は、手先だけで作るものではありません。
背中から肩、腕、手首、指先までがひとつにつながり、身体全体が協調して動くことで、自然と美しい軌道が生まれます。
だからこそ、
ゆっくり上げる。
ゆっくり下ろす。
引き上げてから下ろす。
このシンプルな動きを、毎日繰り返します。
派手な練習ではありません。
でも、この積み重ねが演奏の土台になります。
私は大人のレッスンでも、この基礎練習を大切なルーティンにしています。
趣味でマリンバを楽しむ方ほど、身体に負担をかけず、無理のないニュートラルな身体の使い方を身につけてほしいと思っています。
身体が整うと、余計な力が抜け、音は自然と響き始めます。
そして、その心地よい響きは、演奏する人の身体にも優しく響き、癒しにもつながっていきます。
さらに、身体へ意識を向ける時間は、姿勢や肩こりなど日常の不調を見直すきっかけにもなります。

自分の身体と向き合い、これから先も長く楽しく演奏するための時間になるために😌

学生のみなさんにとっては、この基礎が演奏の土台になります。速いパッセージや難しい曲になればなるほど、基礎で身につけた身体の使い方や軌道の安定が、正確さや美しい音、そして表現力につながっていきます。基礎は遠回りではなく、上達への一番の近道です。

この積み重ねがマリンバのコントロールに繋がっていると実感しています✨スティックコントロールの教本はとってもいい練習になります。

もちろんマリンバでマレットコントロールの教本も滑らかで均一な音を育てるのにベストだと思います!

そしてモダンスクール39Etudeで音楽的な表現を磨いていく、深掘りしないとただの音を叩くだけの練習になります。書かれているフレーズごとに、細かく練習することで音色の幅も広がります。音が繋がらないマリンバは何種類もの音色の引き出しを持つことが大切です。

もちろん、基礎練習を続ければすぐに変化が現れるわけではありません。
「上手くいくときはどんな感覚かな?」 「力まずに動けたかな?」 「音の響きは変わったかな?」
小さな変化や気づきを、自分自身で感じ取り、試行錯誤を繰り返すことが何より大切です。
誰かが答えを与えてくれるのではなく、自分の身体と向き合い、自分で切り開いていく。
その積み重ねが、本当の意味での「自分の演奏」になっていくのだと思います。
だから私は、基礎練習をただの反復練習ではなく、「自分を育てる時間」として大切にしています。変化を喜び変えていく作業の繰り返しも生き生きとした音楽につながると感じています。

私は大人のレッスンでも学生のレッスンでも、この基礎練習を大切なルーティンにしています。大人の趣味の方には身体に負担をかけないニュートラルな叩き方を。学生には、これから先どんな曲にも対応できる一生ものの土台を。その積み重ねが、響きのある音、表現力、そして長く演奏を楽しめる身体につながっていくと感じています。

最後まで読んでいただきありがとうございました😊


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